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どろんこと太陽

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2023年06月26日
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これを書いている今、街を歩いているとツバメが大忙し!という雰囲気で飛んでいたり、紫陽花がちょうど見頃だったり、「ああ、6月だなぁ」と感じるそんな季節です。
 さんぽらったねっこはっぱさん(チーム15)で、先日は長居公園(大阪市東住吉区)に行ってきました。5月にはまだ数輪、6月がちょうど見頃ですよ〜と教えていただいた睡蓮を見に行きました。電車に乗る!それだけでも子どもたちにとっては嬉しくて嬉しくて、そんな1日の始まりでした。着いて、広場を走ったら、それも楽しくて楽しくて。睡蓮は、ピンクや黄色や、白があるけれど、よーく見てみると、白のなかにも薄いピンクがあったり、池をのぞくとアメンボやコイを見つけたり。私たち大人にとっては、「池に咲く睡蓮」でも、初めて見た子どもたちにとっては「みずたまりに、おはながさいてる」だそうで、子どもたちのつぶやきひとつひとつもかわいくて、うれしくて、しあわせを味わわせて頂いているそんな毎日です。
 「チーム15」の仲間たちで、一緒に過ごす毎日。6月15日(木)~16日(金)は、年長さんだけで!丹波篠山市後川に、お泊まりに行ってきました。心の中ではこっそり、ちょっとドキドキ〜していたかもしれないけれど(笑)、幼稚園で毎日、「さあ、帰る用意しようか」の声にご立腹。「はやすぎる!」「なんで、かってに2じってきめるんよ!」「とまろうよ!」と言っている年長さんにとっては、これ以上はない!?スペシャル!朝から「ずーーーーーっとたのしみにしてたもん!」の声が嬉しく、バスの中でも、2日間を通して、何か一瞬の間ができると、自然と聞こえてくるわらべうたは、いつもみんなで歌ったり、親子わらべうたのひとときでつい数日前に歌ったわらべうただったり。「さんぽらったさんも、くるとおもってた!」「なんでこんかったん?きたらよかったのに」と、年長さんの声に、4月から「チーム15」で過ごしてきた日々を感じました。
 丹波篠山市後川で、散策に行くと、モミジイチゴとクマイチゴが、たくさん実っていて、「あれ、前に何度も通ったことある道だけれど、こんなにあったかな!?」と驚くほどの大豊作!作られたわけではなく、自然に実った実の美味しさは格別で、その日のおやつにと、オッミジイチゴジャム&クマイチゴジャムをすぐにつくってくださった園長先生。翌朝には園長先生特製モミジイチゴジャム、クマイチゴジャム、マーマレードジャム、畑のイチゴジャムと、なんとも贅沢な!4種のジャムのトーストをいただきました。「ぜいたくって、どんなこと?」と聞かれて、「うれしいこと!」という子どもの言葉が、その美味しさを物語っていたのでした。
 2日目の朝はとてもいいお天気で、山へ散策に。そこに広がるコケの世界、木の皮を隠す勢いで、生えるコケは、600年くらいかけてこの緑の姿になったと園長先生。“藤”は、木ではなくてツル植物なのに、木のような太さになっていて、よく見ないと藤と気づかず、木かと思ってしまうほど。一面に広がる緑の世界、でもよーく見てみるとひとつひとつ少しずつ違う緑色を、見ていると心地よくて。作り出された音ではなくて、せわしない音でもなくて、時の流れを感じない、忘れてしまう、そんな空間。聞こえてくるのは鳥の囀り、川のせせらぎ、風の音、風でゆれる木の葉の音、カエルの鳴き声、虫の声。風が吹くと心地よく、川の横を通ると涼しくて。木漏れ日がコケに覆われた岩に作る模様は言葉では表現できない、ただただ眺めていたい、幻想的な光景でした。たった1日にしては出来ない、何年も何百年もかけて出来た光景。前に菅井啓之先生がすべての森はコケからはじまった!(正確にはチイ→コケ)とおっしゃっていたのですが、森の始まり!?生き物のはじまり!?の、コケを眺めながら、木漏れ日を浴びながらの朝の散策でした。このままここに泊まりたい!と大人が言うと「それはきょうは、ちょっとやめとこうか。」「またこんどにしよう。」と、なんとも正直な子どもの言葉に思わず笑ってしまったのです。何年も経って、いつかどんな形かでこの子たちが思い出す「今、この瞬間」、つながる時間を思う、丹波篠山市後川での散策でした。
 他にも、今回、はじめて、お風呂に行かせていただいて、温泉に入ったり、校庭では鬼ごっこ!そして、雨宿りをしているときは、エンドレスジャンケン列車(1時間くらいしてたような…、そして、最初と変わらない盛り上がり!というより、どんどん盛り上がっていく!)で、遊んだり。もちろんホタルも!ですが、すべてを書き尽くせないことが残念なほど、たくさんの出会いがあった1泊2日。大好きな仲間と一緒!きっと子どもたちにとってはそれが何よりも!の「特別」ですね。
 そこは生活の場である、後川に、温かく迎え入れてくださった皆さん。そんな後川と子どもたちを何年もかけて繋いでくださった皆さん。笑顔で送り出してくださった保護者の皆さん。いつも見守ってくださっている教会の皆さん。すべて、この「チーム」あっての、2日間でした!ありがとうございました!
 もちろん、毎日がスペシャル!そんな西宮公同幼稚園での生活。これからも子どもも大人も全力!の毎日が守られますように。
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