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どろんこと太陽

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2024年01月29日
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がんばるぞー!園庭に響く声と、和太鼓の音で、西宮公同幼稚園の新年ははじまります。
 「“がんばるぞー”は、いつもは言わない、今だけ」と、園長先生。そんな園長先生のお話を聞いて、子どもたちのまなざしも真剣そのもの!今か今かと、自分がバチを握るそのときを待っています。2024年もそんな元気な子どもたちの姿とともに始まりました。
 全員出席!が嬉しい、始園の日。幼稚園がはじまることを待ちわびていた子どもからは「ようちえん、やすみすぎ!」と、お叱りの言葉も…それも嬉しい!寒くても「薄着」が公同スタイル。寒かったら走ろう!跳ぼう!踊ろう!あったかいカリンジュースが身に染みて美味しい!寒すぎる日には、薪ストーブのぬくもりと、炎のあたたかさが心地よい!あたたまってきたら、自然と半袖、公同ズボン!まさかの、足下はビーサン!という姿に驚かされることも。
 寒かったら風邪ひくかなぁ…、そんなことない!は、西宮公同幼稚園の子どもたちが証明してくれているなぁ、なんて思いながら、園長先生に教わった本「免疫の意味論」(著:多田富雄/青土社、1993年)を読んで、なるほど!となったり。私自身、子どもの頃、そして社会人3年目くらいまで、毎年といっていいほど、冬は流行りの!にかかり、寝込むような人だったのですが、ここ数年風邪知らずで、お日さまの温かさってすごいなぁ…としみじみと思うのでした。
♪~みんなのともだちは どろんこと たいよう えい!
そんな、毎日です。

 日向のあたたかさ、日陰の寒さを体いっぱい味わう生活。そんな生活に欠かせないのが、お日さまはもちろん、園庭の木々です。西宮公同幼稚園の園庭には何本の木があるのでしょう。何種類の木があるのでしょう。先日、久しぶりに園を訪ねて来られた方が、「この木こんなに大きかったかな」と、おっしゃっていたのですが。地面をよく見てみると、「木のあかちゃん」が、にょきっと顔を出していることもあって、それに気がつくと、そっとタイヤで囲んで守ろうとする子どもたちです。小さな生きものたちの大切な居場所でもあり、実をつけて、人はもちろん鳥たちも楽しませてくれる「おかあさん」でもあり、落ち葉になると園庭を彩ってくれるアーティストのようでもあります。
私の祖父が、幼い頃から「木を大切にしなさい。木を大切にできる人になってね」と、よく話していたので、ずっと木が好きだったのですが、こんなにも身近に一年を通してずっとそばに居続けてくれる「木」との生活は、西宮公同幼稚園の園庭が初めてで、さらに虜になりました。みなさんは、「木」と聞いて、はじめに思い浮かぶ木はありますか?私は、一つにしぼれないのですが…。

・ケヤキは、枝がストローのように空洞になっていて、鳥がつついて落ちてきた枝にシャボン玉の液をつけて吹いてみると、シャボン玉が空に飛ぶ。
・オリーブの葉っぱは、幸せのハートの形のものがある。
・イチョウの葉っぱで花束。西宮公同幼稚園の園庭に並んで生きる2本のイチョウの木は、ほんの数日間、黄色&黄緑と、ちがう姿を楽しませてくれる。
・ミカンは、実ると上手に中をつついて、皮だけ残す、器用な鳥のくちばし。
・柿は、熟して美味しい柿と渋い柿、どうやって見分けるのだろう。干し柿の食べ頃も知っている!?美味しくなった頃に、ひとつ…、ふたつ…と、消えていく干し柿の謎。
・マサキの葉っぱの笛、鳴らすのが難しい〜、とっても心地のいい音色、コツは笛にする葉っぱ選び。笛にちょうど良い柔らかさの葉っぱを見つけること。
・桜は、「満開」と一般に報道される花の美しさだけでなく、一年を通して感じる「サクラ」の美しさ。
・アドベントクランツがすてきなクリスマスホーリー(西洋ヒイラギ)ですが、じつは葉っぱを触るとちくん!と痛い。

書き出したら止まらない、まだまだいっぱい!西宮公同幼稚園の園庭で、一年を通していろいろな姿をみせてくれる、木々と共に、子どもたち、そして先生方から教わった「木」という一つのいのち。

もっともっと大好きになりました。街中なのにこんなにも木に囲まれて、そんな木を宿り木にやってくる鳥たちと出会い、抜き足…、差し足…、忍び足〜が、上達したような。目の前を流れる津門川では川鳥との出会いも。
たくさんの「いのち」とともに、広がる子どもたちと大人の毎日。
新しくはじまった1年も、そんな日々が守られますように。今年もよろしくお願いします。
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