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小さな手大きな手

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2023年09月03週
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前週よりのつづき)
今、平和は問いかける
私立つくば開成国際高等学校三年生
平安名 秋
夏六月
溶けかけたアイスを手に走り出す
緑萌ゆるこの島の昼下がり

礎にきざまれた「兄」に
まるであの日のように
そっと触れるおばぁの涙は
陽炎が登る摩文仁の丘に
ただ果てしなく広がっていく

その涙は体を包み込み
私を「あの日」へといざなう

限りないこの空は
何を覚えているのだろう
涙に満ちたおばぁの瞳は
何を語りかけているのだろう

七十八年前の
あの日
あの時
かけがえのない
たったひとつの命が
憎しみと悲しみの中で
散っていった

名も無き赤子の
微かな
微かな泣き声は
震える母の手によって
冷たく光の無いガマの中で
儚く消えていった

幾多もの砲弾が
紺碧の海を黒く染める鉄の嵐となって
この島に降り注いだ

戦争が起きる前
そこには日常があった

私達と同じように
原っぱを駆け回り
友だちとおしゃべりをする

みんなで暖かいご飯を食べ

時には泣き
時には笑い
時には「ありがとう」を伝える

そんな今と変わらない日常が
平和が
そこにはあった

平和は不確かで
脆く崩れやすい
いつもすぐそばにあるのに
いつのまにか消えていく

おばぁの涙は
摩文仁の丘に永遠に灯る平和の火は
今、私達に問いかける

平和とは何かを
私達に出来ることは何かを

私は過去から学び
そして未来へと語り継いでいきたい
おばぁの涙を
沖縄の想いを

かけがえのない人達を
決して失いたくはないから

今日も時は過ぎていく
いつもと変わらずに

先人達が紡いできた平和を
次は私達が紡いでいこう

そして世界に届けていきたい
平和を創り
守っていく
この沖縄の「チムグクル」を

 「沖縄戦から78年」南風原町、平和ガイドの藤原政勝さんは、新聞の論壇に(6月24日、沖縄タイムス)その南風原町の「黄金森に掘られた横穴式壕群」「戦争当時『陸軍病院』」について書いています。それは、強制された「国家の大義」は、沖縄島の人たちはもちろん兵士たちが同じ兵士も守らなかった(守れなかった)事実です。
 「…そして同年5月22日、戦争がひっ迫してこの病院壕にも撤退命令が出て、3日後の25日から動ける患者(兵隊)やひめゆり学徒、軍医や看護師が南部へと南の中を撤退しました。動けない患者は、置き去りにされ、最後は同じ仲間の兵隊がやってきて、青酸カリを混ぜたミルクを飲まされ殺されました」。




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